さて、今日は・・・
幼児期のおかたづけが、
こんなところにも応用できるよ!
というお話をしていきます。
結論からお伝えしますね。
片づけを制する子供は、
登園準備を制す!
なぜ、片づけが
登園準備と結びつくのか?
まず、片づけって聞くと
「モノを戻す」
というイメージが強いと思います。
間違ってはないのですが、
実は片づけって
「出す」と「戻す」が一体
となった行動なんです。
捉え方を変えると
出さなかったら、戻す必要はない
ということ。
先日、4歳の次男が
寝る前のおかたづけタイムに突然
「出したら片づける」
と言い出して
おおおお!そうやね!
出すと片づけるはセットやね^^
と改めて実感したことでした。
でね、
この片づけがある程度習慣化してきたら
登園前の荷物準備
降園後の荷物片づけ
これもセットで、子供だけで
簡単にできるようになります。
どうして、
できるようになるのか?
自分の動作・動線上での片づけを
考えられているから。
自分にとって、
難しくない片づけの仕組みを
自分で作ることができるから
なんです!
(これは、まさにアート思考を育てることで
発揮される能力ですね)
たとえば、
おもちゃの片づけで
遊ぶのは2階だけど、おもちゃ箱があるのは1階
そんな状況だったら、
毎日片づけするの嫌になりますよね?
だから、
お片付けができるようになったということは
自然と
遊ぶ場所と戻す場所が
近くに設定できるようになった
ということ。
これを、
園の準備に置き換えてみてください。
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園の支度・片づけは
一ヵ所でできるようになっていますか?
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★園バッグ
★着替え
★お弁当箱
★タオル
これらが、離れたところにあったら・・・・
子供は一人で準備をするのが
難しいのです。
あっち行ってバッグを取って来て、
こっち行ってタオルを入れる
は、幼児期にはハードルが高い。
他にも考えたいことは
洋服を出す時、
3つ以上の引き出しを開けないといけない状態は
子供にとっては大変です。
帰宅時、
着ていた上着をハンガーにかけるのは
子供にとっては大変です。
もうすでに、
「うちの子は、園の準備や片付けは
自分でしまーす!」
という方もいらっしゃると思います。
その場合は、
今のモノの置き場所が
子供にとって簡単にできる仕組みになっているのか?
を親子で考えてみてください^^
子供は大人よりも
習慣化しやすいので、
ちょっと面倒くさい仕組みでも
身体が覚えて習慣になっている
という場合もあるかもしれません。
もっと簡単な方法がある!
と分かると、
考えることが楽しくなり、
工夫することを覚えます。
おかたづけができるということは、
自分のことは自分でするという
自立の一歩でもあることが
分かります^^