子どもの成長とおかたづけについて
我が家の実例と一緒に考えてみますね。
整理収納、片づけの基本は
大人も子どもも同じですが、
子どもの場合
ずーっと同じ“収納”をしていると
“不便さ”を感じてきます。
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子どもの成長と共に、
収納も成長させよう!
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0~2歳くらいの時って、
主にお母さんが収納ボックスを決めて、
収納場所を決めていたと思うんです。
遊ぶにしても、
割と親子で遊ぶことも多い時期ですよね。
そして、片づける時も
子どもと一緒に片づけるか、
もしくは子どもが寝静まった後に
お母さんが片づけるか。
この頃は、
“いかに簡単に”
“いかにスピーディーに”
を優先して片づけたいから
おもちゃ収納ボックスは大きめの1個でもOK。
たとえば、
リビングにおもちゃ収納ボックス1つ。
寝室におもちゃ収納ボックス1つ。
みたいな感じで、
あえて分類せずに、何でもボックスを
おもちゃ入れとして作るイメージ。
別名、ざっくり収納。
子どもの視点からも、
「絶対これで遊びたい!」というよりも
お母さんと一緒に遊びたい!の方が強いから
どんなおもちゃでも喜んで遊ぶ時期。
子どもが片づけるにしても、
どのボックスにでも、ポイポイ放り込んでOK!
の方が簡単に片づけられます。
だけど、3歳くらいになると・・・
子どもは1人で遊ぶことも上手になり、
お母さんも少しずつ家事の方に重きを置くようになります。
そうすると、子どもから
「あの車のおもちゃがないよ~!」
「おかあさん、知らない?」
「一緒に探してよ~」
という声が聞こえてきます。
我が家が
“親子おかたづけ”をスタートしたのも
ちょうどこの時期でした。
長男3歳10ヶ月。
この頃から“収納の考え方”を変えたのです。
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ざっくり収納から
グループ分け収納へ
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自分でおもちゃを出してきては、
一人でも遊ぶようになり
自分なりに工夫しながら遊んでいる姿を見て、
色々、考えられるようになってきてるなと。
それと同時に、
お目当てのおもちゃを探す時に
ちょっと苦戦している雰囲気もありました。
それだったら!!
と思い、
どのおもちゃを、どのボックスに入れたいか?
を長男に決めてもらうことに。
初めての試みだったので、
どうなるかと思いましたが
自分のお気に入りのおもちゃでまとめたり、
「ココに置きたい!」と
親の想像以上に、スムーズに“新収納”が作られていきました。
「お母さんに任された」という感覚も
嬉しかったんでしょうね。
こうして、
グループ分け収納になった我が家は
それまでの
「〇〇が無いよ~」
「一緒に探して!」
が、嘘のように消え去ったんです!
→これは、私の家事の手が止められなくなり、
精神的にも助かりました◎
片づける時は
最初はやはり“分けて”入れないといけないので
少し戸惑いがあったよう。
だけど、“慣れ”てくると
身体が覚える感じで、サクサクと元の場所へ
戻せるように。
この時、
「せっかくグループ分けを決めたのに
子どもは全然、それ通りに片づけません。」
というお悩みもあるでしょう。
それは、もしかすると
まだ“グループ分け”よりも“ざっくり収納”の方が
合ってる時期なのかもしれません。
そんな子どもの様子を観察しながら
その子のペースで
収納も変化させていってくださいね^^