親子おかたづけのメルマガ読者さんからいただいた
ご質問に回答します!
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いつも読ませていただいています。
私の職場で、いつもデスクの上がプリントだらけで
探し物ばかりしている男性がいます。
それを見て、自分の子供には
整理整頓できる人になってほしいなと
強く思うようになりました。
加奈さんのメルマガを読んでいて、
とても勉強になるのですが
うちの子が本当に片づけができるようになるのか?
といつも考えてしまいます。
7歳息子と4歳娘は、
「片づけて!」と言えば片づけるけれど、
言わなかったら片づけない状況です。
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このように
周りの人を見て、気づかされること
片づけ以外にもたくさんありますよね。
今回、片づけについて
気付かされたということは、
普段から片づけにアンテナが立っているんだなと
私は嬉しくなりました^^
大人になっても片づけられない人は
一定数います。
でも、それは
本人は現状で平気!
という場合もありますし、
本当は片づけたいけれど
すぐ散らかってしまう
という場合もあります。
前者の場合は、
本人がそう思うのであれば
問題ないと思います。
でも後者の場合は、
片づけ方を理解すれば
改善されること
なんです。
片づけって、日常生活で
必ずみなさんやっています。
食後の下げ膳、帰宅後の服やバッグの片づけ、
靴の片づけ、食器の片づけなど
朝起きて、着替えずに
パジャマで外出する人はいないですよね?
そのパジャマを、
洗濯カゴに入れることだって片づけの一つ。
無意識レベルでやっているから、
子供の頃にやっていた片づけの方法が
大人になっても続けられているんです。
逆に言うと、
やってなかったことを
大人になって定着させるためには
意識していないとできません。
私自身も、
子供の頃に、親の見様見真似で
やってきた“片づけ方”を30年以上続けていました。
無意識に
同じ“片づけ方”をしてたはず。
だって、それが普通だと思っているから。
でも、その片づけ方が
不都合
であることに気付いたんです。
子供が産まれ、
時間に追われるようになってから
ようやく気付いたこと。
「なんで、いつも片づけしてるんだろう」
「なんで、いつもリバウンドしてるんだろう」
これって、
我が家の家庭環境だったから気づけたことかも。
とも思うんです。
夫は、長期育休をとらずにせっせと働いていて
1年の育休が明けた後、
息子2人の保育園の送り迎えは私の担当。
そして夕方、帰宅すると
座る暇もないくらいの時間戦争の始まり!
夫は、子供が寝る前に帰宅するから
この時間戦争を知らない・・・。
と、私が時間に追われているという
家庭環境だったんです。
だから、夫は「片づけの重要性」には
いまだ気づいてないはず、笑。
そう考えた時に、
息子たちは大人になって
それまでの片づけ方に疑問を持たないかもしれないから
だったら今から
リバウンドしない片づけ方を
身に付けてた方がいいよね、と
思うんです^^
「うちの子が本当に片づけができるようになるのか」
という疑問が湧き上がる気持ちもわかります!
我が家の息子2人は、全く性格が異なっていて
あらゆる面で理解が早く、育てやすいのは長男の方。
一方で次男は、ふざけたりするの大好きで
色々と手がかかるんです、笑。
だから、正直なところ
長男ほど片づけもできないだろうなと
思い込んでいました。(失礼)
ですが・・・・
片付けに関しては、
長男に勝るピカイチなんです!!
現在長男7歳、次男4歳ですが
次男の方が、机の上がキレイで、
部屋を先に片づけるのも次男です。
だからね、
うちの子できないかも・・・
と思うのは、親の思い込みかも^^
子供って、
親の想像以上の能力を備えているので
それを上手に引き出してあげる、
伸ばしてあげられるのが
親のできることです。
おかたづけは、
子供だけで勝手にできるようにはなりません。
見よう見まねの片づけはできますが、
それは片づけというより“作業”的な感覚に
なっていると思います。
親子おかたづけで、
子どもが主体的に片づけられるようになるのは
お母さんの気持ち
があってこそなんです^^
今回ご感想をくださった方の
「うちの子が本当に片づけができるようになるのか」
という疑問に答えるなら、
「お母さんの気持ちがあって
子どものアート思考を養ってあげると
必ず片づけはできるようになる」
ということですね。
毎日、お仕事に家事に育児に
がんばっているワーママさんを
応援しています(*^^*)