アート思考

「片づける」という言葉を使わないで片づける

私が日頃、おかたづけで意識していることは

「片づける」という言葉を使わないこと。

 

 

親子おかたづけを始めたのが

長男3歳10ヶ月の頃なので、

もう、かれこれ4年になります。

 

 

長男・次男は

自分で気づいて片づける時がほとんどですが

寝る前になっても片付いていない時もあります。

 

 

この間、寝る前にリビングは片付いていたけれど

デスクの上にまだモノが出しっぱなしの時があって

 

「お母さん今から洗濯物を畳むから

たたみ終わったら、机の上を見に行くねー!」

 

と声をかけると、

 

「よーしっ!お母さんの腰を抜かしてやるぞー!」

と長男。

 

そんなこと言われたの初めてで

思わず笑ってしまったんですが^^

 

 

 

「片づけ=簡単にできる」

と思っているからこその、余裕のある返答だなと

思っています。

 

 

もし、

「片づけ=面倒くさい、難しい」

と思っていたら、「明日やる」という返答になっていたんじゃないかな。

 

 

 

 

長男が、こんな風に楽しく片づけをするから

4歳の次男も一緒になって片づけをするんだなと思っていて

子供が行動する理由って

感情からなんですよね。

 

楽しそうだからやる。

面白そうだからやる。

いいことありそうだからやる。

 

 

大人は理屈から行動できるけれど

子供はそうはいかない!

 

 

だから「片づけてね!」と言うよりも

「後で、机の上を見に行くからね!」と言った方が

子供はやる気になるんです!

 

お母さんを喜ばせたい!

っていう気持ちを持っている子供は

「ピッカピカの机を見たら、お母さんが絶対ビックリする!」

と予測して、やる気につながります。

 

 

とは言え、親子おかたづけを始めた初期だと

こんな風にうまくはいってなかったはず。

 

 

毎日の積み重ねで、

おかたづけ=面倒くさいというブロックが外れたからこそ

今こうして、親子で楽しみながら

ムリなく、おかたづけができています。

 

 

ちなみに、その日の夜

ピッカピカになった机を見て、腰は抜かしませんでしたが

わざと大げさに驚き「腰が抜けたよー!!」と

尻もちをついてみました。

そしたら、子供たちもケラケラ笑って大喜び。

 

これが、「おかたづけ=面白い」と

インプットされていきます。

 

子どものアート思考を育てる

っていうのは、こういうことなんです^^